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2011年5月14日 (土)

夏焼 雅

夏焼雅は、美声の人。この人の歌を聴いていると、なんかバイオリンみたいだな、と思うんですよ。倍音っていうの? 声の張りとか艶とか伸びとかそういうのがバイオリンみたい。もちろん音程もしっかりしてるから安心して聴けるし。

けど、生硬な歌い方でグイグイ押していくパターンが多く、表現の幅がちょっと狭い感じです。俺の中では「160km/h超の剛速球だけで勝負するピッチャー」、というイメージ。

それだけに、曲調が夏焼voにハマると凄いことになる。最近思ったのは「ヒロインになろうか!」ですよね。夏焼パートは全部いいけど、転調と同時の夏焼の「woooo!!!」、この瞬間の為にこの曲はあるんじゃないかと俺は思う。それにしてもこの人の声は、なぜこんなにシリアスな曲に似合うのか。要するに「格好いい」んですよvoスタイルが。かつての浜田麻里とかみたいに、女性からの人気が出てもおかしくないタイプだと思う。

あと最近思ったのが、Buono!の「Miracle Happy Love Song」、この曲の夏焼voは通常よりも低い声がビンビンに張り詰めてて痺れるんだけど、この人はこれから年齢を重ねると声が低くなって、こんな感じのvoスタイルが多くなっていくんじゃないのかな。そうしたらもう、歌声だけで人を振り向かせることができると思う。「えっ、誰なのこのボーカル?」って感じで。

……なんて思ってたところにBerryz工房の最新アルバムを聴いたら、いきなり「一丁目ロック!」の夏焼voが軽くシャウトしてて凄まじかった。もはや声に凄みすら感じるんだけど、この人はこれからどうなるんだろう。……俺はハードロックに専念するのが一番いいと思うけど。

【参考楽曲】
Berryz工房 / ヒロインになろうか!

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