小ネタ×10
更新開いちゃいましたが。ちょっと今回は趣向を変えまして、一本のエントリにするほどのネタにはならなかった雑感みたいなのを、ざっと垂れ流してみたいと思います。
■菅谷voを見直す
菅谷梨沙子のvoが俺は苦手で、何でファンは菅谷の歌がいいって言うのか分かんなかったんだけど、よみうりランドのイベントで初めて彼女を生で観て考えが変わった。「ブスにならない哲学」の、あの「ゼ〜ロ〜じゃ〜な〜いのよ〜」のフレーズがビンビンに耳に響きましたね。何か周囲の空気全体がビリビリと震えるような迫力だった。野外なのに。声量とかの問題ではなく、存在感というか何というか。ライヴでしょっちゅう観てるファンはこれを「凄い」って言ってたんだな、と。ちょっと理解できるような気がしました。
■茉麻ソング
ビートルズの「マーサ・マイ・ディア」って曲があって、俺はてっきり須藤茉麻ファンの間で公認テーマソングになってるかと思ったらそんなことは全然ないのね。とてもいい曲なので、茉麻ファンの方で未聴の方はぜひどうぞ。
【参考楽曲】The Beatles / Martha My Dear
■ギャップが凄い
Berryz工房ですが、夏焼雅のドスの効いた鋼鉄のような声と、徳永千奈美の頼りない感じのアニメ声のギャップはもはや、一つの曲に同居するのが難しいレベルに来ているのではないか。いやそこがいいのだ、という意見も有りですが。
■徳永voが好き
しかし徳永千奈美のvoは上手い下手でいうと下手だが、好き嫌いでいうとハロプロの中でも上位に入る。「蝉」の間奏後の徳永パート「寂しいもの〜」ってフレーズのハマり具合は、ハロプロで起こった奇跡のひとつ。
■ブス哲のドラムのおかず
「ブスにならない哲学」の、イントロと、歌に入る直前のドラムの「ドゥルタタタタタ」ってフィルインが凄い好きなんだけど、これはテンプテーションズの「Ain't Too Proud To Beg」のイントロからのインスパイアってことはないかしら。この「ドゥルタタタタタ」、制作者も気に入ってるのか、サビ前とか要所要所に繰り返されるので凄く印象に残る。
【参考楽曲】The Temptations / Ain't Too Proud To Beg
■ホントならこれから聴き方が変わるかも
新垣里沙、昨年のNHK-FMにて衝撃発言、モーニング娘。の曲は、レコーディング時にはパート割りというものは存在せず、全員がそれぞれ一曲通しで歌ったのを録音し、CDになった時(つまりミックスダウン時)に誰がどこを歌うのかが決まる。……ホントなのかこれは。
■この韻は凄い
℃-uteの「わっきゃない (Z)」、「まったくガキ臭い歌だなー」と思って聴いてたら、「わっきゃないぜー」のリフレインの中で「What can I do?」ってフレーズが出てきて「おおおっ!」っと感動してしまった。この曲は、この韻を踏むために存在するのではなかろうか。
■話が通じなくて困ります
世間の認知度というのは本当に大事で、後藤真希なら一般人でも「弟が首に鯉の刺青してんだよな」とかカルトクイズ並の知識を持ってたりするのに、これが「で、℃-uteに鈴木愛理ってのがいて…」って話になると「キュートってなに?」「ハロプロってなに?」ってとこから説明しなきゃなんないから、俺が友人にハロプロについて満足に話せた試しは一度もない。
■初恋サイダー、今回のオマージュは
クラシックロックへのオマージュを入れるのがBuono!シングルのお約束になっているのではないか、とは俺の説ですが、今回の「初恋サイダー」はギターのリフがビートルズ「And Your Bird Can Sing」ですね。ハロヲタでも何でもない学生時代の先輩に指摘されて初めて気付きました、悔しい……。
【参考楽曲】The Beatles / And Your Bird Can Sing
■このズレっぷりが好き
℃-uteの今度出る新曲「君は自転車 私は電車で帰宅」をネットで偶然拾って聴いてしまったのだが、この超大げさなドラムのフィルイン(おかず)、ねちっこいリードギターが70年代角川映画のテーマ音楽を彷彿とさせた。『人間の証明』とか『戦国自衛隊』とか……。今の時代にこの臭いアレンジは有り得ないと思うが、そこがハロプロのいいところです。
【参考楽曲】人間の証明のテーマ / ジョー山中
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コメント
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「モーニング娘。の曲は、レコーディング時にはパート割りというものは存在せず、全員がそれぞれ一曲通しで歌ったのを録音し、CDになった時(つまりミックスダウン時)に誰がどこを歌うのかが決まる。」
ここに詳しく書いてあります↓
http://ameblo.jp/tanakareina-blog/entry-10671824936.html
投稿: ナナ | 2012年1月29日 (日) 06時31分
リンク紹介ありがとうございます。…これは確定ですね。確かに全部歌ってもらって、それを聴いて選ぶのがいちばん合理的というか良い方法ですよね。なるほど……やっぱりハロプロの楽曲制作体制はしっかりしてると思いました。
しかし、どのパートを誰から選ぶって凄い大変な作業でしょうね。選んだの以外はボツにするってことですもんね、俺だったら勿体なくてどれもボツにできないと思います(笑)。
投稿: ko_bayashi | 2012年1月29日 (日) 16時23分
僕はいろんなバージョンを売ればいいのにって思ってます。
9期(もしくは10期)のみバージョンとか、DVDをオマケにする感覚でそういうのも欲しいかなと。どうせ制作費はほとんど変わらないでしょうし。
投稿: ナナ | 2012年1月30日 (月) 05時50分
ですね。この話を聞いたときに、まず「じゃあ事務所には各メンバーが通しで歌ったバージョンが眠ってる訳か……」と思いましたもん。そうしたら、今年になって「初恋サイダー」でやってますね。初めての試みでしょうか。俺は夏焼verが欲しくて迷ってるんですが。。。各メンバーver.売りは、これから広がる手法かもしれませんね。
投稿: ko_bayashi | 2012年1月30日 (月) 19時13分
はじめまして。いつも楽しく読ませてもらっています。
ブス哲のドラムのフィルインは確かに印象的ですよね。
スマイレージの「チョトマテクダサイ」にも似たようなフィルインが入っています。編曲が同じ平田氏なので、これは平田氏の趣味なんだと思いました。
投稿: カルロス | 2012年2月 1日 (水) 00時17分
はじめまして。「チョトマテクダサイ」、そういえば今日発売だったな……と思ってiTunesストアで試聴してフィルインを確認してるうちについ買ってしまいました、この曲は見送ろうと思ってたんですが(笑)。
たしかに似たパターンのフィルインが入ってますね。平田氏の手クセというかお得意の処理なのかもしれませんね。打ち込みが上手いです、この人は。あと、ブス哲といいチョトマテといい、ドラムの音色がいいですね。
投稿: ko_bayashi | 2012年2月 1日 (水) 14時34分